2021年9月をもって今働いてる会社を退職した。
私の今の気持ちはこんな感じだ。
この画像は私が愛読していたブログの筆者が会社を退職した際に貼っていた画像である。
ちなみにそのブログ主もまた他のブログ主を真似たとのこと。
いわば念願叶って退職したブログ主が退職した日に残す証である。
これがブログ界で伝統的な慣習になれば良いと思い、私もこの画像を貼ることにした。
退職した心境
何はともあれ、私はやり遂げた。
正直なところ、退職が決まってからの残り1カ月は精神的にかなりキツかったが、それでも無事に最終日まで出勤できたことが誇らしい。
なにより円満退職できたことが本当に喜ばしい。
ブログでも書いたが、上司に腹が立つ事例があっただけに、内心では喧嘩別れすることになるのではないかと懸念していた。
しかし、それもなく無事に退職を成し遂げられたことに今はとても安堵している。
思えば、私が週5のフルタイムでここまで長く勤め会社はここが初めてである。
そう考えれば、なんだかんだ言っても感慨深いものを感じる。
この会社では「仕事ができる立場」というのも経験できた。
今まではそうした立場を経験したことがなかったので、仕事ができる立場というのはどういった心情なのかわからなかったが、それを経験できたことは私の人生とって非常に大きい。
ただ正直なことを言うと、仕事ができる立場になっても負担が増すだけ、というのが率直な感想である。
しかし、そのおかげで自分にも自信がついた。
今までは漠然と仕事に恐怖を持っていたが、仕事が適合すれば自分にもやれるのだ、という確信が持てた。
その一方で、HSPであることのハンデも十分に感じた。
やはり自分がHSPである以上、週5のフルタイムというのは精神的にかなりの負荷が掛かった。
残業が続いた頃は、本気でうつ病になりそうだった。
毎日帰って寝るだけの生活で、自分の時間が取れないのが本当に辛かった……。
これはもうやる気とか根性とかで片付けられる問題ではない。
それをハッキリと自覚した。
やはり私は普通の人(非HSP)とは物事の感じ方が違うのだ。
最初からわかっていたことだが、やはり自分で直にそれを体感すると、普通の人とは違う生き方をしなければ幸せになれないのだと痛感した。
このことも人生の視点から見れば大きな発見である。
そう考えると、やはりHSPである私が本当の意味で適している働き方というのは、組織で働くことではなく個人で独立することである。
HSPであることをマイナス要素と捉えるのではなく、プラス要素として活用して生きていくことが重要である。
今後について
とりあえず、1年間程は働かなくても暮らしていけるだけの貯金ができたので、私は昔からやりたかった事業に全力集中することにする。
それを成し遂げることは私のかねてからの悲願でもあり、また夢でもある。
幸いにしてその事業はHSPの気質と相性がいい。
それをすることで私のHSPの気質が活かされ、多くの人を喜ばせることができるなら、これ程嬉しいことはない。
また、ひいてはそれが私自身のためだと信じている。
この新しい道に進むことには多少不安もあるが、やはりワクワク感の方が大きい。
まずは、自分が挑戦できる環境にいられることを心より感謝したい。
そして、今までの自分に労いを込めて「お疲れ様」と伝えたい。
私は本当によくやった。
明日からはやりたいことに全力集中しようじゃないか。
これからの自分に期待を込めて、ここに決意を表明する。