仕事を辞めてから一カ月経過した心境

仕事を辞めてから一カ月が経過した。

ただ毎日働くことに追われていた日々から解放され、ようやく気持ちにゆとりが出てきたところだ。

仕事を辞めてから、私にどのような変化があったのか。

今回は、今の私の率直な心境を語ろうと思う。

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仕事を辞めて一カ月後の心境

結論から言うと、私は今とても「幸せ」である。

今まで生きてきた中でも、幸せレベルは暫定で1位と言っていいかもしれない。

仕事を辞める前は、退職することに後悔の念が出るのではないか、と懸念していたのだが、そんなことはまるでなかった。

それどころか、本来の自分を取り戻したようにしっくりときている。

退職してからの私は、かねてよりやりたかったことに挑戦している。

これは前の記事にも書いたことだが、この「やりたかったこと」を成し遂げることは私の悲願でもある。

前々からずっとやりたいと思っていたのだが、仕事に追われる日々の中ではとてもそれをする時間が取れなかった。

もちろん、物理的には休日にやれる時間はあるのだが、HSPの私には休日は日頃の疲れを取るだけで精一杯だったのだ。

しかし、仕事を辞めて時間を確保できたことで、私はやりたかったことをしながら毎日とても充実した気分で過ごしている。

やりたいことをやって感じたことは、自分が本当にやりたいことをやってる時は時間が経つのが恐ろしく早い、ということだ。

過去には興味ない資格の勉強をしていた時期もあったが、あの時は本当に時間が経つのが遅かった。

その苦労の割には大した成果も得られずに、今思えば意味のない時間を過ごしたものだと反省している。

だが、自分から望んでやりたいと思っていることには物凄く意欲的になれる。

当たり前のことだが、意欲的に取り組んでいることと嫌々取り組んでいることとでは、成果にも大きな差が生まれる。

げんに、私はこの一カ月で大幅に計画が進行した。

正直、自分でもここまで早く進められるとは思っていなかったので驚いている。

やはり、物事を成し遂げるために「情熱」というのは何物にも代えがたいものなのだ。

情熱がなければその先に未来はない。

逆に言えば、情熱さえあれば、たとえ他のものが足りなかったとしてもなんとかなるのではないか。

ここ数日の自分の体験から、私はそんな風に感じている。

自分の幸せを追求する

毎日、時間が経つのを忘れてやりたいことに打ち込める。

きっと、これが本当の意味での幸せというものなのだろう。

だから私は今幸せだと胸を張って断言できる。

さらに言えば、一人暮らしをしている、ということも幸せの指数を上げている要因である。

誰にも邪魔されずに、自分だけの空間で自分の好きなように時間を使える。

なんという贅沢だろうか。

実家にいた頃の息苦しさを知っているだけに、今の一人暮らしの生活がとてつもなく幸せに感じるのである。

HSPの私にとっては人一倍その感覚は大きい。

親といえど、突き詰めれば他人である。

価値観も違うし、生き方も違う。

成人してからは、一層そのことを強く感じるようになった。

親と子供は合わなくて当たり前なのである。

もし、私が今も実家暮らしだったら、きっと仕事を辞めてもここまでの至福は感じられなかっただろう。

親からの無言の圧力や、働いていないことへの罪悪感などで「自分の人生」を楽しめなかったはずだ。

だからこそ、あの時の一人暮らしの決断は間違ってなかった。

勇気出して一歩踏み出した過去の自分に心から感謝と敬意を示したい。

ただ、もちろん収入が入ってこないことに多少の不安はある。

こればかりは仕事を辞めたことのデメリットだろう。

しかし、もし仕事を辞めずに働いたままの状態だったら、計画の進行も現段階になるまで一体どれくらいの時間が掛かったのだろうか……。

仮に休日にムチ打つ覚悟でやったとしても、きっと一年は掛かっていたと思う。

下手をしたら……それでも成し遂げられなかったかもしれない。

そう考えると恐ろしい……。

どれだけの時間をやりたいことができないまま浪費していくのか……。

お金は後からでも稼ぐことはできる。

しかし、時間は戻すことはできない。

だからこそ、夢を叶えるためには「今だ」と思った時にリスクを負ってでもやらなければならないのだ。

そうしなければ一番大事な情熱さえ奪われてしまう。

それは人生の視点からすれば大きな損失である。

私は将来的には、今やっていることでお金を稼いで生活できるようになりたいと思っている。

そのためにも、私が仕事を辞めた選択は間違ってなかったのだ、と心から思っている。

一時的には収入は減ったとしても、自分の夢には確実に近づいているのだから。

きっと、親からすれば今の私は無職のダメ息子に見えるかもしれない。

しかし、私は自分の幸せの価値観を決して他人に委ねないと誓ったのだ。

親の幸せの形と私の幸せの形は違うのだから。

夢の達成のためにも、その決意だけは今後も絶対に忘れないようにしたいと思っている。

以上が仕事を辞めてから一カ経過した私の心境だ。

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