HSPはサラリーマンに向いてない

ここ最近は仕事の疲れで軽い鬱気味だったが、GWを経てようやく少し気力が戻ってきた。

また気力が減らないうちに今の心境を書きとめたいと思い、この記事を書いている。

タイトルの通り、HSPである自分にはサラリーマン生活は向いてないと感じたのだ。

今回はその理由をお伝えしたい。

HSPは感性が人と違う

HSPの割合は全体の3割と言われてるように、世の中の大多数の人は非HSPである。

細かく言えば、3割と言ってもそれは全人口での割合の話で、サラリーマンの枠組みでいえば1~2割くらいなのではないだろうか。

データなどがあるわけではないのでハッキリと断言はできないが、少し考えてみれば、繊細であるHSPがサラリーマンを続けられるわけがないからだ。

なので、自然とサラリーマンのHSPの割合は減っていくのである。

そしてこの少数というのがHSPが非常に生き辛い要因となる。

大多数の人がHSPなのだから、世の中の会社は必然的に非HSPの人が基準としてルールが作られている。

それはつまり、HSPは自分とは違う感性の人間に合わせなくてはならない、ということだ。

言い方を変えれば、自分を偽って生きるともいえるだろう。

例えばHSPからすればすぐに気づく異変でも、非HSPからすれば全く気にならない些細なこととして扱われることが多々ある。

身近なことで言えば、上司のわずかな表情の違いや機嫌の悪さなど、HSPは意識しなくても自然と気づいてしまうのだ。

ところが非HSPの人間は全く気にも留めない。

こうした感性の違いが疎外感を生み、生き辛さを生む。

組織で働く以上、多かれ少なかれ自分とは違う感性の人がいるのは当然だろう。

だが、HSPはそもそも種族が違うのだ。

それは例えるなら、犬の中にネコが紛れているような、そういった感覚である。

種族が違う中で生きていくのはそれだけで疲れるのである。

自分の時間が取れない

さらにHSPがサラリーマンとして働くうえでキツイことは、自分の時間が少なくなることだ。

多くの会社は週5日の8時間勤務の体制を取っており、週の大半を会社で過ごすことになる。

残業が多い会社なら、さらに自分の時間は減る。

HSPの人間は自分の中で思考を巡らせることによりエネルギーを補充する性質があるため、自分の時間を作れないとエネルギー不足に陥るのだ。

これは比喩ではなく、HSPのライフラインに関わる大問題である。

HSPにとって週5勤務というのは本当にキツイ。

働くことに追われ、思考停止状態になってしまう。

だから週末の休みになれば心身はヘトヘトになってしまい、ただ寝るだけしかできなくなってしまう。

しかし、この生活は非HSPにとっては当たり前のことであり、特に苦にならずにできてしまう。

だからこそ、それができないHSPはただの社会不適合者として扱われてしまうのだ。

だが、よく考えて欲しい。

これが逆なら果たして非HSPは耐えられるのだろうか。

つまり、非HSPの人間が週5日間外に一切出ずに過ごすことができるのか、ということだ。

もちろん物理的にはできるだろうが、問題なのはそれを苦と感じないかどうかである。

恐らく、多くの人はキツイと感じるはずだ。

HSPがサラリーマンとして働くのは、その感覚を1年中受けてると同義なのである。

辛くないはずがない。

非HSPも辛いことはあるんだから

ここまでHSPがサラリーマンとして働くうえでの苦悩を語ってきた。

しかし、一番の問題点はどんなにこれらを語ったとしても非HSPには理解されないことだ。

当たり前のことだが、非HSPだからといって会社で働くことがキツイと感じないわけではない。

非HSPの人間でも会社で働くうえで辛いと感じることは多々あるだろう。

だからこそ、HSPが辛さを語ったとしても「辛い気持ちはみんな同じ」と一括りにされてしまうのだ。

たしかに働くことが辛いと感じる気持ちは大きな意味では同じかもしれない。

だが、私はHSPの辛さと非HSPの辛さを全くの別物だと考えている。

非HSPの人間は基本的に会社で嫌なことがなければ辛いと感じることはないはずだ。

しかし、HSPは特に嫌なことがなくても毎日会社に行くだけでエネルギーが消費されていくのである。

この感覚は絶対に非HSPの人間には理解できないだろう。

このエネルギーが消費されていく感覚こそが、HSPがサラリーマンとして働くうえで最も過酷なことなのだ。

HSPの理想の働き方

結論として、やはりHSPはサラリーマンには向いてないと感じる。

仕事の種類が問題なのではなく、サラリーマンという働き方が向いていないのだ。

よって、HSPが目指すべき道は雇われるのではなく、自分自身で稼ぐことだ。

これこそがHSPにとって一番適している働き方である。

私も今の会社を辞めたらフリーランス、または企業をして自分で稼ぐ道を目指そうと思っている。

サラリーマンとして働くのは今の会社で最後にしたい。

今の時代はネットの発展のおかげで昔と違って働き方も多様になった。

そこがHSPにとっての救いである。

ただ、HSPだからといって全ての人がサラリーマンに向いてないとは限らない。

世の中にはHSPでもサラリーマンとしてやっていける人も少数ながらいるだろう。

なので、HSPだと自覚がある人も、まずはサラリーマンとして働いてみるのもありだと思う。

そこでサラリーマンが合わないと感じたら、その時に自分の人生を見つめ直せばいい。

その行為は決して無駄ではなく、人生設計のうえでとても重要な確認作業である。

私も今回サラリーマン生活をしてみて、初めて自分がサラリーマンに向いてないと自覚することができた。

今までは仕事ができないからサラリーマンに向いてないと思っていたが、実際はそうではなかったのだ。

その証拠に今の会社では仕事ができる立場にも関わらず、苦痛から解放されていない。

仕事ができる、できないの問題ではなく、HSPという資質がサラリーマンに向いてなかったのだ。

これで心おきなく「普通の人」とは違う道を歩むことができる。

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